大阪市内にお住まいの方で、お子さんが学習塾に通う場合には、市の塾代助成事業を利用することができます。
今回は、その助成事業について詳しくご説明します。
大阪市塾代助成事業とは
子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、こどもたちの学力や学習意欲、個性や才能を伸ばす機会を提供するため大阪府では、小中学校に通う生徒の塾代を助成する制度があります。
具体的には、塾の授業料や教材費、交通費等が助成されます。ただし、助成の対象となる世帯の条件や助成金の上限額等があります。
令和5年4月より、助成対象学年を小学5・6年生に拡大し、小学5年生から中学3年生までを対象に実施されるようななりました!令和5年度前期分の申請は令和4年12月1日(木曜日)から受け付けておりますので、今回の記事を見て対象の方は必ず申請をお勧めいたします!
助成を受けられる対象者は?
現時点では一定の所得要件を設け、市内在住中学生の約5割を対象として以下の条件を満たす世帯が助成の対象となります。
- 大阪府内に居住していること
- 小学校・中学校・高校等に通う子どもがいること
- 世帯収入が一定の基準以下であること
基準となる世帯収入は、(市内在住中学生の約5割程度になるように)毎年改定されます。令和4・5年(前期)の場合、以下のようになっています。
扶養親族等の数 | 所得制限限度額 |
0人 | 3,220,000円 |
1人 | 3,600,000円 |
2人 | 3,980,000円 |
3人 | 4,360,000円 |
4人 | 4,740,000円 |
5人 | 5,120,000円 |
6人 | 1人増すごとに38万円加算 |
所得制限限度額とは?計算方法はこちら!
助成内容について
月額1万円を上限として、1円単位で利用することが可能です!
塾代助成は使用できるのは塾だけ?
いいえ塾だけではございません!
家庭教師、文化・スポーツ教室等の学校外教育にかかる費用すべてが対象になるため、小学生にも使用しやすい内容となっております。
ただし、参画事業者リストに載っているお教室でないと使用できませんので、事前にHPで確認するか、HPなどに記載がない場合は直接お教室に確認してみてください!
ちなみに当塾では塾代助成使用可能教室になりますので、塾代助成金をご利用の際はお気軽にお声掛けくださいね^^
塾代助成を使用される方用の料金表←こちらから見ると塾代助成を利用した際の当塾の料金が分かりやすいと思いますので、ぜひご覧ください。
- 学習塾
- 家庭教師
- 英会話教室
- パソコン・プログラミング教室
- ピアノ・楽器などの音楽教室
- 野球・サッカーなどのスポーツ教室
様々な習い事で使用可能です!
塾代助成カードの利用方法について
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STEP1大阪市塾代助成カード交付申請書こちらから大阪市塾代助成カード交付申請書を印刷していただき、提出を行ってください。
※お子様の写真も必要になるため、オンラインで行うか、書類に添付して送付する場合は4cm×3cmの証明写真が必要になりますので準備をしましょう。 -
STEP2事務局で審査所得の制限に引っかかっていないか、書き漏れがないかなどの審査が行われます。
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STEP3(審査を通過した場合)塾代助成カードが届くなくすと再交付申請書を提出しなければなりません。事務局に届いてから7日間程度(土日祝を除く)の期間がかかり、その間カードは使用できなくなるため、紛失しないよになくさないようにしましょう。
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STEP4使用するお教室にカードを持っていく事業部から塾に助成金が支払われる(授業料から1万円引かれる)ようになります。
よくある質問
- 申請はいつからですか?
- 例えば令和1年4月から助成を受けたい場合、令和4年12月1日〜令和5年1月6日(必着)まで運営事務局への申請書提出していただきます。実際、助成が受けられるか、受けられないかについては令和5年3月末までに通知が届くようになっています。資格審査には一定の期間がかかるため、 利用先が決まっていない場合でも先に申請しておくことをお勧めしております。
- ふたつの習い事で使用可能ですか?(※A教室でで5,000円、B教室で5,000円など)
- 対応可能でございます。
- 塾代助成を受けていることは友達にばれたりしたら恥ずかしいのですが…
- 基本的な手続きは大阪市塾代助成事業運営事務局とのやりとりになるため、周りに知られるリスクは少ないかと思われますが、もし心配であればお教室の先生に相談してみてください。
- 「塾代助成カード」をなくしてしまいました
- 大阪市塾代助成事業運営事務局にご連絡にご連絡いただき、ご自分で再交付申請書の提出をお願いいたします。
再交付手続きには再交付申請書が大阪市塾代助成事業運営事務局に届いてから7日間程度(土日祝を除く)の期間がかかり、手続き期間中塾代助成カードは使用できません。後から返金やお教室などで対応もしかねますので、しっかりと管理していただきますようお願いいたします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現時点では所得制限がかかっており、助成を受けられる対象が全体の5割程度の生徒さんのみでしたが、今年(令和5年)の1月20日に塾代助成の所得制限撤廃を公約として新しく掲げていらっしゃいます!
実際いつからなどは具体的に決まってはいませんが、大阪に限らず多くの子ども達に気軽に学べる環境が整ってくれることを切に願っております…!
もし、塾代助成にのことについて細かいことで相談したいことなどがございましたら直接大阪市塾代助成事業運営事務局さんにお問い合わせるのをお勧めいたします。
もし、当塾でもお手伝いできることがありましたら気軽にお問い合わせくださいね^^
大阪市塾代助成事業運営事務局
電話:06-6452-5273(12時から20時まで)
休業日:日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
※メールやお問い合わせフォームなどはなく、電話かFAXでのお問い合わせになります!